Endless SHOCK 2018/2/5 マチネ

自分が忘れないためのメモ!主観120%でお送りします


Endless SHOCK2018 わが初日は1日遅れての2/5(月)となりました✨

どうでもいいですが、楽しみな舞台とりわけSHOCKを見る劇場に向かう時ってすごくドキドキしますよね…観るだけなのにね!!

今日は幸せなことにE列ドセンター!今までの帝劇で一番近かった気がします。特効の匂いや役者の手拍子、肩ポンの音、アドリブの地声…色々と楽しかったです。
オープニングは今までと曲が変わっていますが、SHOCKおなじみのナンバーをオーケストラメドレー。(SHOCKに帰って来た!!)という感動からもう泣きます。
そして幕が開いて、光一座長の登場です!SHOCKのネオンが灯り、ひし形に開いていく舞台から拳をあげた座長が姿を現す…最高に高まる演出です。SHOCKのオープニングの秀逸さは座長の「これから皆さんをEndless SHOCKのストーリーにお連れします」という言葉にあるように、SHOCKという世界に知らぬ間に足を踏み入れられる演出にある気がしました。
SHOCKはメインのキャラクターが演じるキャストと同名。扮装もしないし、ともすればリアルの人物や世界をズルズルと引きずってしまうでしょうが、それが無いのは光一さんの他では見られない笑顔と(笑)このオープニングの効果ではないかな、と思います。

さて、今回からライバルにユウマ、そしてユウマを気にかける役にコシオカが。
事前に座長の心配していたユウマとの年の差、若いのがただ突っ掛かってるように見えたら…というのは全く感じませんでした!コウイチとユウマの距離が近いので、舞台の上では年齢を感じないですね。
SHOCKは前半のカンパニーの雰囲気がとても楽しくて、幸せで…そういう場面を見ることでよりその後の溝が活きて悲しみを募らせるので本当にしんどいです。

ユウマのソロではパーカッションが入ります。すごくいい融合になる…そう思ってコウイチが組ませたことは分かりますが、どうしてもユウマの見せ場は減り「ソロ」の意味合いは減ります。まさに「あんなやつ入れなくても俺たちだけで充分だって!」が揺らがされる事になり、ユウマの心情を思うと、たのしい手拍子が似合いそうな素敵なナンバーなんですが、とても手拍子なんてできない😭という感じに…なかなか辛かったです。
そしてその後SOLITARYでもリカとの見せ場を逃し…と思うと今まで溜め込んでいた不満、不安が爆発するのは必然の流れのように思えました。
ソリタリーはアクシデントに動揺するリカと、大丈夫だから!というように肩を抱くコウイチの無言の芝居が圧巻でした。すごい

そしてコシオカがとても素敵でとても…苦労人です!危ういユウマをコウイチから「お前だけは何があってもユウマの側にいてくれ」といわれ、ユウマを見守っていく立場になるんですが…後半あんなことになるとは思ってもいなかったでしょう。私は本物の刀を渡してしまって自分を攻めるマツの芝居がとても好きなんですが、今回は託されていたのにユウマとの溝を埋めることのできなかったと自分に責任を感じて苦悩するコシオカの芝居がすごく泣けます。
ジャパネスク前はユウマもブチギレてますが、そんなユウマに気をかけつつ、どうしていいのかわからないコシオカもだいぶやられてるというか、あの「何とかしてくれ、」とコウイチに助けを求めたときの芝居がすごく苦悩を感じさせて…ここでコウイチがなにかちがうアクションを取れていたらどうなったのかとか考えてしまいました…SHOCKは深い

そんなコシオカのジャパネスクは本当に見てほしい!というか自然と目を奪われてしまったんですが、ユウマ軍の特徴である蛮賊な笑い、これが震えるほどかっこいいです。その相手を嘲るニヤニヤからスッ、と真剣な顔になるのが堪らんです…!!!また見たい。見るぞ💪

ジャパネスク本当に楽しかった…!前の列にいると乱闘に巻き込まれそうな錯覚に陥ります。これ最前列の人とがどんな気持ちなんだろう…最前行ってみたいなぁ。コウイチ軍の日本刀で統一されている佇まいがただただかっこいい。日本刀の殺陣が本当に美しくてワクワクして、ドキドキします。ドキドキら和太鼓の効果が大きいかな。鼓動と重なってとても高まります。
ジャパネスクすごい楽しいんですよ。やってる方はとてもキツそうですが(笑)舞台からは身体的に辛そうなのを感じないのがすごいですよね。
そしてまぁ、事件は起こり「続けろ!!」に繋がるんですが、ここのコウイチは狂気を感じて何がこの人をここまでさせるんだろう…と考えてしまいます。天性のものでもあり、カンパニーのためという理念と責任を背負い込みすぎたせいでもあるような…。SHOCKって、一人 人が死んでいる訳ですが、これは誰かだけが悪い訳でもないし、誰も潔白な人は居ないと思うんですよ。人間なんだなぁ~と思います。
今回のユウマとコウイチの一騎討ち、観ているこちらも何がなんだか分からないうちにコウイチが斬られていました。
ユウマの呆然とし、コウイチが斬る動作をしたあとも立ち尽くし、コウイチに突き飛ばされてようやく倒れる…ここが素晴らしかったです。
まさにユウマも何が起こっているか、自分が何をしているか分からなかったと思いました。SHOCKの観客はリピーターが多いし、ストーリーを知っている人も多いと思いますが、ここは見ていて「あっ!」というまにことがすすみ、分かっていても付いていけないくらいのスピード、事件性がありました。これはユウマで初めて感じました。好きです…

階段落ちはそれこそあっという間!気迫でそれまで立っていた人の糸が切れる様が階段落ちという演出で表現されていてそれは震えるほど見事でした…。奈落がオケピのところなので座長が近い…血だらけで、気迫がすごかったです((( ;゚Д゚)))
そして駆けつけるカンパニーのみんな、一人一人の表情が~!!この時こう思ってたんじゃないか?と深読みさせてくれるお芝居、さすがです。

さっ、トイレ!!帝劇はトイレ誘導も、マナー喚起も、対応力もしっかりしてるスタッフさんが多くてストレスフリー💖

そして二幕、デッド・オア・アライブは個人的にとても楽しいナンバー!コウイチの、体は亡者と共にダンスしているのに顔は抗っていて、ちょっと侮蔑の色のある瞳をするんですが、それが最高!!!!コウイチの目の芝居が最高に好きです。
シェークスピアの悪夢も大好きです。光一さんが古典やってくれるのがホントに嬉しいです!(7月の(笑))リチャード3世が特に好きです。ライバルとスイッチするときの口許の笑み、「馬をくれ」の時の侮蔑、健在で痺れました。好き…

現実に戻り、雨のなか病室を見上げるユウマのもとへコシオカが迎えに来ます。その手には傘が1本!

去年はヤラのもとへ傘を二本もったカイトだったっけ?(Jr.詳しくなくてすみません!ブンちゃんじゃない所がすごく良いなぁと思ったんですが💦)が来て、ヤラはそれを断り帰る…という芝居がすごく好きだったので「なんでコッシー傘一本なの?相合い傘するつもりで来たの??!」と混乱していたんですが、コシオカは傘を断るユウマに無理やり持たせて見送り、自分は濡れて病室を見上げたんです。
濡れたいのはコシオカの方だった…!!きっとコウイチに「なぜ自分に託したのか?」と尋ねていたのかなと感じました。1つネジがズレるとあんなに楽しかったカンパニーがこんなにもバラバラになるのか、と辛くなります。うーん。しんどい。

その後コウイチは戻ってくるんですが、なんと今回の遺影、回る、そして光る!!(笑)これにはびっくりして爆笑が起きていました。ついに電飾が(笑)
そしてリカが来て、フクマツがきて(笑)マツの「よかったよぉ~!!」は本当に涙腺が決壊します…一年、一年って長いよ!あれからみんなが何を思い、走り続けていたか考えるとまた涙が😢
コウイチの死ぬかと思ったけどな、に返す「笑えねぇよ~!」には思わず(ほんとだよ!!)と呼応したくなります。
そしてなんやかんやしてハイヤーに入るんですが、ハイヤーは楽しい!!でも下手をみて!!あぁ~…!去年より辛く感じるのはコシオカのせいです。
雑誌で座長が言ってた「コシオカはハイヤーに加わるのか」という点、すばらしく配置したな!と思いました。
結果コシオカは踊るんですが、「ユウマも踊ろう、あっちに戻ろう!」という意思を込めて踊るんです。目はずっとユウマを見て踊っていて…でもユウマはコウイチしか見てない。それも驚きよりもメチャクチャにされた、という敵意を持って…なんて辛いんだ!!!コシオカ~~いい味どころじゃない味を出してる~!!
ハイヤー後、戻ってきたコウイチに喜んで駆け寄るコッシー!ここで手が触れて、コッシーはコウイチの肉体が動けるような状態ではないことを悟ります。ここでコッシーに悟らせるのがまたずるい!!その後の行動が変わってきますからね…
そしてリカに「あなたも気づいて…!」と言われ!その後のユウマの動揺が涙を誘うんですが、リカの「現実を受け入れなきゃ!」に一番傷ついたのはコウイチで、そのセリフを聞いているコウイチの芝居が、ほんとに…コウイチにとっての「現実」とは「自分はもう死んでいる」ということですから…うん、このへんの芝居がコウイチというショーに生きる超人に人間らしさを与えていてとても好きです。
そしてコウイチと、カンパニーの皆ともう一度ショーがやりたいと頼むユウマ。一度は冷たいコウイチの手に動揺しますが、離した手をもう一度強くつかむ、ここは変わってなくて幸せ…!!大好きなシーンです。

なんか文が長いな!急ぎます。
その後のショーは命の輝きが感じられる、燃え上がる煌めきで美しくて涙が出るようなショーで、素晴らしかったです。
私は夢幻がめちゃっくちゃに好きです。

そしてコウイチは倒れ、その体に奇跡的に宿っていた命も空に還ります。
散る桜のなかでコウイチが手をあげ、拳を握って倒れるんですが、その握りしめた拳を見つめて満足そうに微笑んだんです。その拳に握ったものは一体なんだったのか、想像することしかできませんがそれはきっとコウイチの人生の答えになるようなものだったんだと思いました。
去年は倒れるまで何度か踏みとどまり、力尽きてなお、このカンパニーとまだまだ共に走りたかったという未練が感じられる最期でした。
どちらもとても好きだし、最期をどう演じるかはとても大事なポイントだと思うので…座長の演技プランを聞いてみたいですね!決めてるのかアドリブなのか!気になります。

そしてエンディングCONTINUE、ユウマだけがコウイチの存在に気づくというまたずるいですよね!ヤラもすごく泣きましたがユウマも泣きました(笑)ラスト、階段を上っていくコウイチを走って追い、踏みとどまって踏ん切りをつけるように振り替える…未来を歩みだした瞬間が現れていてこれからのユウマ、カンパニーの今後が見たくなりました。


フクちゃんとテラカイトゲンタのこと書いてないけど!すごかったです。Jr.は詳しくないけど目を惹かれ、今年は誰がテラでカイトでゲンタか分かるようになったぞ!!みんな好き…カイトがエンディングで悲しそうな顔を隠せてないのが好きでガン見してしまいました。

【以下アドリブ&カテコ】
ストリートパーカッション(踊る皆)
フク「行こうかな」コウイチ「行ってこいよ」フク「行っていい?」コウイチ「行けよ(笑)」

One Day後
「早くいかないとパーティーおわっちまうぞ!」(全力ダッシュ)←早すぎて誰だかわかんなかった(笑)

ユウマの指輪
「ダッセーな!イカリングの方がまだマシだよ!」

コウイチ復活後
体、大丈夫なのか?「見ての通り!、最近ちょっとマッチョ☆」
カテコ 今日は夜公演がある、優馬にとっては未知の世界だろうけど、一緒にしのうね☆






【これからが楽しみな点/個人的な好みです】
オーナーの歌(回りに負けてしまってる気がしました)
コウイチの死を受けてオーナーがリカの前でリカより悲しみを出すのは(^^;母として耐えたけど耐えきれずフェードアウト、くらいが私は好きでした

リカ 強さが全面に出ていてもうちょっと恋を出してほしい!「私はコウイチの側にいれればそれだけでいい」が本当に聞こえちゃった。うそだよ、強がりだよ、ってバレバレなくらいがいいなぁ

ユウマ 歌はうまいけど、ミッシングハートはもうちょっと感情感じたい!歌い終わりで決意が感じられるといいなぁ!

3月にもう一度行けるので、変化を楽しみに!まだまだ楽しみます💖💖
私に錬金術が使えたら黄金よりチケット増やしたいよね。Endless SHOCKが大好きです!!!!!